2014/07/31

安眠のためにリンクを切断


チェーンが足りるとイイネ!(笑

私としたことがkaiさんの指摘にかなり動揺した。もし、たった数リンク足りずにバカ高い11Sチェーンを2セット準備するのは耐え難い苦しみ、ブレーキキャリパーで煮え湯を飲んだばかりなのでとても我慢できる痛みではない。それも、アテナグループにあっても、リアカセットとチェーンはコーラスグレードを奢ることになるのだから、苦しみも倍増である。安心して朝を迎えるためにも、今夜、チェーンのリンクについて検証しなければならない。申し訳ないが、タングステンの薄暗い明かりの中で作業したので絵は粗い。



チェーンに付属する取り扱い説明書は6カ国語の全124ページとかなり分厚い、しかし、日本語は無い。世界でも有数のカンパ愛好家が多数生息する国の言葉がないとはいかがなものか、笑

Ice Toolz / 11-Speed  Chain tool by Lifu Bicycle

そして、また、専用工具。愛用のHOZAN 10S用チェーンカッターでもかなり大きいと思っていたが、それを凌駕するでかさ。カンパとシマノの11速に対応したチェーンツールで、カットして、圧入して、カシメることができる。


MASI Mini Velo Due Dropのチェーンステー長はそれほど長くないので、絶対リンク数が足りることは解かっていた。しかし問題はスペックのキャパを越えたワイドレンジをディレーラーが吸収してくれるかどうかが心配だった。まずは、108リンクを試す。もしも12-28とか29を使わなければならない場合に備えできるだけチェーンを長く残しておきたいからだ。


しかし、長すぎた。上のプーリーと下のチェーンが接触してしまう。マニュアルによると、インナートップで、このクリアランスが8mm~16mmにならなければならない。あと2リンクカットし、106リンクで程よく15mmとなった。ホット一息をつく。


シフトのレスポンスは悪そうだし、セッティングもシビアになりそうだ。しかし、アウターローにかけてもまだ余裕がある。たぶん12-28Tは使えるような気がする。ひとまず、駆動系は曲がりなりにもなんとかなりそうな手応えを感じた。今夜はいい夢が見られそうだ…

2014/07/27

451に56Tを仕込む



特殊兵装 MASI Mini Velo Due Drop 用にスーパーコンピューターがはじき出した値にのっとりアウター(チェーンリング)を注文しておいたものが届いた。カンパ用の巨大な歯は選択肢が少ないというか、今ネットで購入できるものは一択だった。

TA VENT 56T (PCD:135mm / Silver)


 カンパの裏面はシマノ同様凝りに凝った切削が施されている。一方TAはそっけないほどシンプル。


脱落防止ピンはクランクのアームにあわせて買主がセットできる仕様。スペーサーワッシャーをかましてナットで固定するのね、フムフム…ちょっと待て~。


「ごるぁあ!なんでこんなとこにトルクス使っとんのや、ええ加減にせんかい。だいたいT10とか、そんなちっこいトルクスなんか誰も持っとらへんし、六角にしとかないかへんで~」文句を言っても誰も応えてくれないので、しかたなくトボトボ工具屋へ行く羽目に。


T10ソケット(3/8) ああ、また一締めだけの工具を買ってしまった、そして工具箱の重りに…


56Tと、ノーマル52Tとの外径の差はこんな感じ。


56/39、数値ではワイドレンジ過ぎると感じてたけど、クラシカルでいいんでないかい?そう思うことにした。


くららさん、チェーンリングとT10ソケットをかたづけていただけますか?どちらも使う予定はありませんから、奥の方にしまってくださいね。



夏だ花火だ直管だあ


直管バリバリ真夏の夜の天使さあ~

度胸もなければ体力も威勢もないおやじが、なあわけはなく。第一バイク屋さんから「夏は乗らないでくださいね」と念押しされてる、そんな空冷の旧式バイクをなんでこのくそ暑いさなかにいじっているのは、排気量が400シーシーを超えると、乗らなかろうが、夏だろうが関係なくやってくる、嫌なヤツ、車検があるから。ミストラル製のカーボンサイレンサーには強力なデシベルイーターをリベット留めしてあるから問題無いはずだけど、念のためラフランコーニ製のノーマルに戻す。

今回は車検のついでに、しばらく入院して持病の予防もしてもらうつもり。日差しが和らぐ夕方になってから出かけよう。


カーボンサイレンサーの何がいいって、とにかく軽い!測っちゃないけどあからさまに乗り味に影響しますから。音は静かな方が好き。というか、排気音があまりにうるさいとエンジンノイズが楽しめなくなってしまいます。


ノーマルのラフランコーニは乗り味はしっとり、サウンドはジェントルルルルルル。


ツールはモンキー、ソケット8mm、ヘキサゴン 5mm/6mm、そして夏の定番蚊取り線香!




2014/07/26

閲覧注意、感染の恐れ有り、英国製カーバイドランプ


たまたま立ち寄ったアンティークショップで開催されることを知った骨董市。7月は夏祭りとの兼ね合いでいつやるかわからん、などとWEBでは告知していたのに、普通にそのまま予定どおり開催されたみたい。予定がわからんなら予定もたたない、ということで行くつもりも無かったのだが、火曜日からひどい腰痛でアクティビティー系イベントに参加することができなくなったため、急遽行ってみることにした。そしたらなんと、探し物があったじゃないの、カーバイドランプ~!外観はギタギタだけどコンディションはまずまずな予感。秘密基地でカーバイド分けてもらえないかなあ?



LUCAS CALCIA CADET No.133
MADE BY LUCAS LTD BIRMINGHAM ENGLAND

しかし、このアイテムはF型ウィルスに感染しているようなので今後は隔離施設に移管します。



2014/07/25

演算結果の理論値を採用したいが現実は厳しかった



必須データを入力し、我が研究所が所有する演算速度43ヨタフロップを誇るスーパーコンピューター、カノンLS-43が答えを導き出した。

特殊兵装 MASI Mini Velo Due Drop には56/42を装備せよ


これまでに経験したさまざまな組み合わせの中で、700Cのロードバイクにおいて、私の脚力に最も心地よくオールラウンドに使えるギアは、チェーンリング52/39、カセット13-29(CAMPAG/10S)である。恥ずかしながらその程度である。「それならコンパクトにすればいいのに…」と、ひそひそ声が聞こえてくるけれど、それだけはイヤだ。見た目が許せない。古い人間なのだ。

リアカセットは11-25をフィックスしてあるので、ミニベロという乗り物を考え700Cロードバイクのスピード域を5%減少させたギアを計算。チェーンリングは56/42ということになった。あくまで理論値だ。


実機を見ると、問題がある。デフォルトでコンパクトの50/34がインストールされていたMASI Mini Velo Due Dropは、ノーマルの52/39に換装すると、インナーとチェーンステーとのクリアランスはもう余裕が無い状態だ。直径が12mmアップする42にすることは無理だろう。アウター56化は問題なさそうだ。

特殊兵装 MASI Mini Velo Due Drop には56/39 11-25を実装する、ことにした

 これだけワイドレンジに振るとディレーラーのキャパシティーが問題だ。普段は気にすることもないスペック表を確認してみると、リアには問題が無いが、フロントはスペックから外れている点が2つみつかった。

1: 最大ギアサイズ54Tを2T(直径8mm)オーバー
2:  キャパシティー16Tを1Tオーバー

これをどう読むか? 問題無し、でいいはず…



2014/07/21

前だけ2つあってもどうしようもあるまい、死蔵…そんなことはわかっておる


やはり一筋縄ではゆかなかった。ようやくブレーキキャリパーをそろえることが出来たけれど、フロントキャリパーを2個も死蔵する羽目になった。


アクスルの長すぎるフロントキャリパー(右)はMASI Mini Velo Due Dropには適さない。根元までネジを切って、アクスルを短く切り詰めようかとも考えたが、アクスルの根元が太くなっていてタッピングの大変そうな香りが強い。


買い足す場合はリアだけ買えれば良いのだが、現行Campagnoloのブレーキは前後セット売りがデフォ。ディストリビューターに尋ねればバラで 買えたかもしれないが、そもそも、コンポ自体の供給が安定していないので、いつ手に入るかわからない。在庫の有るところで押さえるとなるとセットを買わざ るを得ない。ああ無駄、風変わりなフレームを選んだものの宿命かな。

Campagnolo Athenaのブレーキセットのリアキャリパーは、シングルピボットとデュアルピボットが存在する。見た目はシングルが好きなので、実は追加分はシングルバージョンを選ぼうかと迷った。しかし、以前スーレコを選ぶ時に同じ悩みを馴染みのショップでうちあけたところ、ブレーキは効くに超したこと無いよと一蹴されたことを思い出した。それに、経年で動きの渋くなったシングルはセンターが錯綜してパッドの当たり調整が難しいというレコードでの経験もある。妄想は捨て、まっとうにデュアルピボットを選んだ。


アテナのブレーキセットには4種類の袋ナットが付属する。アクスルにアセンブルされているのはアルミ製トルクス(T25)、スペアの袋入りがスチール製ヘキサゴン(5mm)。全部で以下の4種類から適合するものを使える。

アルミ トルクス L=13.5mm
アルミ トルクス L=16.5mm
スチール ヘキサゴン L=16.5mm
スチール ヘキサゴン L=21mm

しかし、MASI Mini Velo Due Dropのリアキャリパーマウント部は丁寧にもザグリが入れてある。そのためスリーブの長さが10.2mmある最短の13.5mmでも長すぎて固定することができない。マウント部を計測すると、スリーブ仕舞い寸法は8.5mm。スリーブは8~8.2mm程度に短縮しないと。スチールのをカットするか、アルミのをケズルか。フロントはデフォのアルミでいくつもり。だとすると、前後で使用する工具が違ってくるのは気分が悪いので、アルミのトルクスで統一することにした。

袋ナットのスリーブを削り短くする
フロントキャリパーのマウント
リアキャリパーのマウント、綺麗に収まるザグリ加工あり
この仕上がりのためにブレーキキャリパーを数で言えば一台分無駄にしたが、甘んじて受け入れよう。

ようやくブレーキが付いたので次はワイヤー行程なのだが、しかし、我が451部隊はそうは問屋を卸させてくれない。その前にいただいたお題、チェーンリング問題を解決する必要がある。私的には、ノーマルクランクの52/39で何の問題もないのだが。諸先輩方が執拗にこだわる「休むためのチェーンリング」。それを考察せずに先にすすむことはできない状況にある。




2014/07/19

非力なら、ブレーキパッドは自転車に付いている状態で交換するべきだ


Campagnolo Athena のノーマルブレーキパッドを、カーボンホイールに付属していたカーボンリム対応パッドに交換した。カンパのブレーキパッドはシマノのようにボルトでロックされておらず、フリクションで固定されているだけ。したがって、抜くのも入れるのも非常に固い。自転車に付いていない、ホルダーだけの状態での交換作業は、力がいるし指も痛い。しかし、なぜそんな状態でパッド交換に手をつけてしまったのか…


ブレーキを取り付けようとしたところ、いやな予感が的中した。ステアリングとサスペンション重視のフロントフォークにはブレーキ用のブリッジがあり、ここにキャリパーを取り付けるのだが、どうですか?


フロント&リアセットで購入したブレーキは、当然フロント側のボルトが気絶するほど長すぎる。「そのまま、ナットで締めちゃいなよ」って、人事だと思って…ご自分の自転車だったらそうしますか?


そう、リヤキャリパーのように美しい取り付けにならなきゃね!といっても、このトルクス袋ナットも長すぎてちゃんと収まっておらず、浮いている。ヤスリで数ミリ長さを詰めなければならないのだが。「ええ~え、そんあな~あ。フロントにリア用キャリパー使うためにブレーキセット2台分とか~どんだけ~」と、泣きながらもう1セットブレーキをポチる、渋々。

気を取り直して、今日はブレーキパッドの交換でお茶を濁すことにしたのが悪夢のはじまり。


まんず、カンパのノーマルブレーキパッドの取り外しが固い。マジか、こんなに固かったっけ?そういえば、コルナゴのブレーキシューを買ってきて、交換しようとしたものの固すぎて、「まあええか、もう少し使うちゃれ」と、そのまま放置していたことを思いだした。しかしカーボンリムにノーマルシューは刺激が強すぎるので、今回ばかりは交換せざるを得ないのだ。

んんん、いい方法はないのか?ネットで検索するとペンチで力ずくで引っ張り出したりしているが、新品のパッドは、再利用する可能性があるので、あまり無理な力はかけたくない。


ジャグワイヤ-からPad Press Plusなる、ブレーキパッド交換ツールがあるが、パッド交換なんてそうそう頻繁に行うわけでもないし、かなりおおげさ。先の14mmヘキサゴンソケットは代用が効かず1000円もしないからいいけれど、7000円前後するコイツは高過ぎ。自転車屋じゃないんだから、わざわざ買ってられない。手持ちの道具でなんとかならないかねえ。


PBのマイナスの1番を隙間に入れてパッドを剥がすように力を入れるとパッドが浮いてくる。


ここまで浮けばあとは手で取り外せるしパッドも無傷だ。スライドさせて抜き取ろうとするから大変なので、こうすればいとも簡単に取り外せることがわかった。ドライバーはホルダーを傷つけないためにもエッジの滑らかなPBのマイナスドライバーがおススメ。まず、外しは解決。取り付けは…


パッドの固さや腕力により差があるだろうけど、虚弱体質の私には手で入いるのはここまで。自転車に付いていれば、太めのマイナスドライバーで押し込むことができそうだが、今回はもう少しスタティックに作業してみよう。ジャグワイヤーのツールを参考にバイスを使うことにした。


ぐいーん、と、ね。とりあえず閉まるとこまで。


しめに、ボルトをはさんでもう一押し。


もちろん、ボルトはホルダーにあたらないようにセットする。ああ、面倒だ、でもうまくいった。自転車にキャリパーを固定してから作業すればバイスなんぞ持ち出す必要はなかったはず。ブレーキセットが届くまで待つべきだったね。




2014/07/15

この大きな六角を再び使うことはあるのか


MASI Mini Velo Due Dropに使うメインコンポはCAMPAGNOLO ATHENA 11S。自分で組み立てる初の11速バイクとなる。セルフで組む時には自前の工具を使用する。困ったことに、メンテでも必要になるので、新しい規格が登場する度に対応する工具を買う羽目になるのだ。ウルトラトルクの時に調達した長~いソケットの10mmヘキサゴンも、オルベアのフルカーボンロードを組み立てる時に1度使っただけ。そのバイクはクランクが緩むことも無く知人のもとに旅立った。もう一台ウルトラトルクがあるが、今後も緩むことは無いだろう。

そして、またまた新しい規格、パワートルク。このクランクの最期の締めに、なんと14mmのヘキサゴンが必要になる。ウルトラトルクのように長い必要はないけれど、普通そんな太いの持ってるわけが無い。たぶんまた1回きりの締め上げになるだろうこのソケットは、アストロプロダクツで廉価なものを見つけることができた。幸い、車のホイール交換で使用しているトルクレンチとサイズが合うのできっちり42Nmで締め上げ、これでおしまい。工具箱の重量がまた増えた。

CAMPAGNOLO ATHENA 11S Power Torque Crank

パワートルクの締め上げには14mmのヘキサゴンを使う (42Nm)